美容外科の内装は患者のプライバシーを守る工夫を！

美容外科の内装は患者のプライバシーを守る工夫を！

美容外科の内装では常にプライバシーを守ることができる仕様になっているかを意識する必要があります。診療科目に関係なく医療施設においては患者の個人情報は厳密に保護される必要が高いといえます。年齢や性別・住所などの基本情報ばかりか、どのような疾患を治療中であるかなどは優れて秘密順守の必要性が高い個人情報の宝庫といえるからです。 最近では大規模な医療機関を標的にしたランサムウエア攻撃などが、注目を集めたこともあります。 美容外科ではこのような共通する個人情報保護のあり方にくわえて、よりきめ細かくプライバシーが保護される必要性が高い医療機関といえます。患者は何らかの容姿上の葛藤を抱えて通院しているのであり、通院している事実自体、隠匿するべき性格をもっているからです。診察室は基本的に個室仕様にして、患者と主治医の会話が第三者の耳に入らないようにするなどは基本といえます。動線を工夫し患者同士が顔を合わせることがないようにするなど、患者目線で個人情報を高いレベルで保護する内装を意識してください。

美容外科クリニックの内装で気をつけたい配色

美容外科は、文字通り美容を目的に外科処置を行うクリニックです。利用する患者は年齢層が若く、ほとんどの場合が自費診療で病気の治療ではなく美容のために来院するというケースがほとんどですので、通常のクリニックのように内装を清潔感のある白一色の配色ではなく、おしゃれで安心できる空間づくりを意識することが重要となります。 美容外科の内装で気をつけたい配色としては、高級感があるような色使いをするということがポイントです。病院らしい白だけではなく、アイボリーや明るい木目を組み合わせることで清涼感の中にも温かみがある雰囲気を出せます。 ブラウンとグレーベージュを組み合わせることでナチュラルなカフェのような演出をしたり、白と黒を組み合わせてアクセントにダークブラウンを使うことで高級感が生まれます。 リラックスを出したいのであれば、白とモスグリーンを織り混ぜるなどができますが、原色よりもパステルカラーよりの色味にすることで、居心地の良い空間を作りやすくなります。